醤油油蕎麦並盛炙乾酪乗半飯

インターネット・ノーピーポー・アイランド

ICHIの現本社付近へ行ってみた話

当記事はCha-KEN Advent Calendar 2020に参加しています。

参加許可は貰っていますが、チャー研要素は薄いかもしれません。ごめんねー 僕がこの記事で枠を取っちゃってー

 チャー研の話だけ聞かせろや!という方は「結論」の部分だけご覧ください。

 

さて、3年前ですが、チャー研における全ての始まりであるICHI(旧ナ ッ ク)の本社が移転し、ドンチャックビルとして親しまれていた旧本社ビルは惜しまれつつ取り壊されました。

 わしも見たかった(涙)

その移転先はというと、静岡県伊東市ということでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ICHI_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)#cite_note-1

不朽の名作・チャー研などを産んだ会社がドンチャックビルから移転し、現在はどういった雰囲気の場所で活動をしているのかが気になった私はグーグルストリートビューで一目見ようとしました。が、対象エリア外でした。なので、実際に足を運んでどういう場所にあるのかを体感しようというのが当記事の主旨となります。

注意点として、ドンチャックビルと違い一見普通の民家でしたので建物の写真等は撮っていません。あくまでどういった雰囲気の土地にあるのかを知ることに主眼を置いています。

遥かなる旅路

移動手段はバスも調べてもなさそうだったので、一番近そうな伊豆大川駅からgoogleマップを頼りに徒歩で向かうことにしました。

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伊豆大川駅ホームからの景色。民家があるので秘境駅ではありませんが、それに近しい雰囲気でとても良かったです。

切符と乗り越し清算分のお金を箱に入れ(どうやってキセル防いでるんだろう…)無人改札を抜けるとそこは坂道でした。一応前日に仕込んでおいたタクシー配車アプリを確認するも結果は「申し訳ありません。対象エリア外です。」そりゃそうじゃ(オーキド)

決意をキメて約1時間の道のりを踏み出しました。車は時々通り、ガードレールが無い箇所も多いため接触事故と滑落事故に細心の注意を払いつつ歩き進めました。しかし気温も思ったより寒くなく、この分なら思ったより余裕で到着できそうだと考えていました。序盤は。

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悪夢のような長くてキツい急勾配がそこには待っていました。

この写真で伝わっているかは怪しいのですが(写真だとあんま大したことないように見えるな…)兎に角メタクソに急な坂でした。2.30分歩いた辺りからこんな感じのとんでもない急勾配の道が、10~20分ぐらい続くという地獄のデスロードでした。同じ経路を歩いてみて全然平気な方はなんだ全然余裕じゃんだらしねぇなとマウントを取っていただいても良いです。オススメはしません。

とまあ、距離ばかり気にして勾配を全く計算していなかった己の愚かさを感じつつ5m歩くたびに休憩したくなりながら歩き続けると緩やかな道に出ました。(本当に救われた)しばらくすると別荘地らしき地帯に入り、目的地もそこにありました。
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 これは私の拙い写真でも伝わるかと思いますが、めちゃくちゃ絶景でした。海は何度か見たことはありますが、これ程高い所から一望したのはたぶん人生初じゃないでしょうか。ていうかこんなに高い所まで登ってたんだな…そりゃ急勾配にもなるわ。

結論

チャー研の会社・ICHIは現在は海を一望できる見晴らしのいい山の上にありました。

遥かなる家路

しばらくこの静寂の海と山を満喫し、この場所を後にすることにしました。帰りは伊豆高原駅行きの便があるバス停に向かおうと考えていたらその直前の個所で土砂崩れによる工事のための行き止まりがあって余計遠回りする羽目になったり、伊豆高原駅への経路をGoogle Mapsが示す通りに進んでいたら通り抜け不可能な扉があったり、途方に暮れながらスマホでタクシーを検索してたら黄金の精神を持つ黄緑のジャンパーを着たおじさんが道を教えてくれたりと色々ありましたがまあ何とか大きなトラブルもなく帰宅できました。黄緑のジャンパーを着たおじさん、本当にありがとうございました。

また、この遠回りがもたらしたのは疲労だけではありませんでした。伊豆高原駅への道すがら、せっかく伊東まで来たのだから何かそれっぽいものを食べたいと思っていたところに丁度いい飲食店を見つけたので、そこで昼食を取りました。

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 萬望亭というお店で海鮮丼とデザートを頂きました。ブリやタコの弾力のある食感が疲弊した肉体の細胞を生き返らせたような感覚でした。とても美味かったです。

manboutei.com

こちらは伊豆高原駅から5分なので徒歩でも安心してお立ち寄りください。

完走した感想

普通に冒険みたいで楽しかったですが、山道はもう当分歩きたくありません。

また、Google Mapsには計3回ハメられました。便利なアプリですが信用度はドラえもんの道具みたいなもんなので、初めての土地を歩く時はあまり過信しないようにしましょう。

 あんな山の上に徒歩で行こうなどと考えるのはやめましょう。

 

冒頭でも言った通りチャー研要素の薄い記事になってしまいましたが、長々とお付き合いくださりありがとうございました。よいクリスマスをお過ごしください。私はフォロワーとポケモンバトルをする予定です。

おまけ

道中で撮ったその他の写真たちです。

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